八ヶ岳 裏同心ルンゼ登攀

2012/12/1
高坂、池田  記 池田


アイスクライミングに行ってきました。人生初!

行程&コメント

■美濃戸山荘(07:03発)-赤岳鉱泉(09:00着)
実は今山行の核心だったのかも・・・かなりゆっくり歩いていた。
同じくアイスにきていたパーティにどんどん抜かされる。すっかり体がなまっている。

■赤岳鉱泉(09:17発)-裏同心ルンゼ入り口、登山道との分岐(09:30着)
大同心稜のアプローチ入り口よりさらに道を進んだところにある、裏同心ルンゼから入っていく。
15分ほど歩くとゲレンデに到着。先行パーティが3組ほどいた。

■裏同心ルンゼ入り口、登山道との分岐-(09:48着)F1-(13:58)登攀終了
まずバイルの打ち方がわからない・・・
まき割りみたいにある程度バイルにまかせて上から振りかざすのかなぁと思っていたら、刃が食い込むよう肩に力をいれて上から振りかざすそう。
穴があればひっかけるので良し。
(理解が違っていたらすみません、ご指摘おねがいします)
F1は先行パーティのおかげかほとんど階段状となっており、試し試しバイルを打ち込みながら登っていくことができた。
スクリューの回収が難しく感じる。時間はかかるし落ちられない。
F3では84の二人組がトップロープを張ってリードの練習していた。
登るところを見ていたら小さな氷が顔にぶつかり、気がつくと鼻から出血・・・不注意を反省。
わたしどんどん傷がふえていくナー
左側ルートにスクリューは打ち込んであるのだけど、下からみて登れないと思ったので、中間のなるだけ階段になっているところを選んでバイルを打ち込んでいった。
(登る際は上記パーティにいろいろアドバイスもらいました。感謝です)
F3超えればあとはなんとか登れた。
ただ、登る以外に寒いのも結構つらい。後半になるとビレー中は足先と手先がかじかんできて、ずっと足踏みしていた。
その日はウールのアンダー+パタゴニアR2+ヤッケという服装。
次からはフリースをちゃんと着よう。
装備はバイルはQuark(お借りした)、アイゼンはG14(これは買った)。
アイスに関しては道具は大切とよく聞くけど、確かに新品のアイゼンと(普段使う)なまくらアイゼンでは氷の刺さり方と安心度が全然ちがう。
バイルも北海道前に研いでおくつもり。
フィフィを結局使う練習していなかったので、それも次回に。

■大同心稜(14:35着)-赤岳鉱泉(15:31着)-(17:23着)美濃戸山荘
雪が降ったり止んだりだったけど、登攀が終わる頃には青空が。
久々に青空バックの大同心稜を見たのだけど、なんだかときめいてしまった。
やっぱり雪岩ってかっこいい。稜線からみえる雪景色も素敵だった。
12月始めの赤岳鉱泉(もしくは行者小屋)アプローチでこけない人っているんだろうか。
気をつけてはいたものの、大きく1回小さく2回くらい滑って転んでしまった。いたい・・・
日が落ちたくらいに無事駐車場についた。

■最後に
アイスクライミングはフリーとも、沢登りとも、また全くちがう種目だと思った。
もちろんフリーが登れる力は必要だろうけど、要領とか楽しみ方がまた違うような。
とりあえずしばらくは家でQuarkの素振りだ。
それにしても寒いとお腹が減る。(寒くなくても?)
自律神経がいつもより何割か増しでカロリー消費してるんだろか。
困るのがその食欲が下界でも引き続くこと。

戻る

Bookmark this on Yahoo Bookmark
Bookmark this on Google Bookmarks