谷川岳 ヒツゴー沢

1999/7/24
メンバー:松元・田島・山本武・三浦・星山  星山 記


谷川温泉奥の駐車場でテントを張る。2時消灯。
朝,起きると車が増えていた。7時少し前出発。谷川本谷沿いの坦々とした山道を1時間余り歩くと二股に着く。一休みして皆の足元を見ると、あちこちにヒルがついている。そこから5分ほどで河原に降りる。身支度を整え出発。先行パーティがいる。
すぐに逆くの字の滝。飛沫がすごい。水量が多いのかな?左から巻く。ゴルジュを抜けると明るい石畳状のナメが現れる。きれいな風景。休憩していると川面をわたるさわやかな風が眠気を誘う。連爆帯最後の20mチムニー状の滝は突っ張って水流の上を越えている人もいたがわたしは少し?足の長さが足りないので右側から登る。これを越えると谷が開け雪渓が現れる。雪渓の上は石や枯れた草木で汚らしい。滑らないように注意して登る。気化熱で冷凍庫を開けたように涼しい。稜線が望めるが雪渓がずっと続いている。
左岸の枝沢に入る。急登でチョロチョロと水が流れている。だいぶ上がると水が消え岩場となる。靴を履き替える。身の丈程の草原状になる。道がはっきりしない。右下方に人が歩いているのが見える。笹や草の根をつかみながらトラバースする。暑くてフーフー言ってしまう。やっと天神尾根にでる。そこは中高年の行列(人のことは言えないが)が途切れなく続いて渋滞している。梅雨明けで天気がいいのでいっせいに出かけて来たのかな?なかなか前に出られないまま穴熊非難小屋までくる。ここからいわお新道に入ると人はいない。樹林帯なので日影になっているのがうれしい。沢を歩いていた時の涼しさはどこへ?河原におりたところであまりの暑さに顔をザブザブ洗う。
駐車場に着いて靴下を履き替えるとまたもやヒルがくっついていた。

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