丹沢大倉尾根

1998/12/6
メンバー:飯田  飯田 記


8時10分大倉に到着(いつもの自転車ではなくか-ちゃんに車で送らせる。ここより堕落が始まっている)いつもの山の制服に着替えプラブーツ・アイゼンを装着し・ザイル・ガチャ等に、菓子パン1つ・おにぎり1つ・マイルドカフェオレ1つを詰めたザック(23kg)を背負い舗装道路をガチャガチャいわせながら出発。
1時間も経つと肩に痛みが走る。我慢してあと30分歩き小休止。菓子パンを半分食べ、再出発。花立て山荘で靴擦れの手入れ(患部にガムテープを貼る)をして残りのパンを食べ再出発。
そこら辺から足の至る所が吊り始める。前後とも吊っているので、前を治すため座れば後ろが吊る。後ろを治すため足を伸ばせば前が吊る。にっちもさっちもいかない。騙し騙し歩いて塔の岳頂上に12:00ジャストに到着。コンビニのおにぎりを1つ食べて12:15に下山開始。下山なら少しは好いと思ったのは大間違い。登りよりも激しく吊る。人が来ると普通に休んでいる振りをして、人が見えなくなると木にしがみついて痙攣に耐え治療する。
少しでもアイゼンの爪が木に食い込んだり石の間に入り動かないと、膝が粘らないので転びそうになる。それでも何とか2:30に大倉到着。
翌日は足も大して痛まずやれやれと思っていたら、翌々日から激しく痛み始める。日頃の不摂生、怠惰な生活と年齢を思い知らされる。辛かったけれど天気は良かったし正月の鹿島槍に向けての良いトレーニングに成ったと思う。なおアイゼンを装着して歩いている人には一人も出会わなかった。

追記
懲りもせず28Kg背負って翌週もアイゼンで再度大倉尾根に行く。重々悪いとは思いながら(本来は富士山での会の雪訓の予定が,雪が少ないと言うので三ッ峠での岩登りに変わった。雪訓なら体力を付ける為に項上を踏もうと思っていた)鹿島槍は体力勝負だと思うので自分勝手な行動をしてしまった。

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