奥多摩 越沢支流広沢

1997/4/13
メンバー:木元・松野・田島(寛)・常世田  常世田 記


総会の後、午後から近所の沢を1本登ろうということで、12時に鳩ノ巣を出発。
いつもの路をバットレスヘ向かう。林道を下りきったところで越沢に出、ここで沢支度を整えて、荷物をデポする。1時。
越沢に架かる丸木を渡り支流の左岸のアルペンルートを30メートル位進んで沢におりる。小さな沢だ。どこからでもおりられる。
直ぐにF1。左壁から取り付き右へ斜上4メートル4級下。思ったより水流が強く、濡れると寒い。
F2はフェース状で、右から取り付き左落口に抜ける。苔で滑る。4メートル。振り返るとフラットソールの松野さんが滑る滑ると言いながらもアッサリ抜けてくる。急遽我々のお誘いで沢支度無しのまま参加下さった松野さんであった。
F3は気がつかずにF4に出てしまう。3メートルの小滝なので、きっとたいしたことなかったんだろう。
F4仙人ノ滝。右岸からトラパース1本目のボルトが遠いのでアブミをかけるのに苦労する。乗り移る時にかなり振られる。落ちてもドボンと冷たいのを我慢するだけだ。瀑芯までアブミトラパース、そこから直上6メートル人工。落口の1手がちょっといやらしいが問題無し。結構楽しめる。
F5羽衣ノ滝10メートル。釜からの直登となるが1本目のボルトが遠い。ショルダーでアブミをかける。ラストは釜に浮かんでいる切り株を台にするなどの工夫がいるかもしれない。水流の右をアブミの掛け替えで登り、途中から右手へ木登りで移る。
F6行者ノ滝15メートル。越沢バットレス滝の下ハングのすぐ左にある滝である。水流の右璧からアブミで取り付き、中間あたりで水流どおしになり、ズプ濡れになるが、奇声を発しながらすぐ上の落口を抜ければ終了点。ラスト3手いやらしい。2時。
アルペンルートは踏み跡がはっきりしないので一般路から越沢経由で下山。
越沢バットレス直下で遭対の橋本さんが壁を見上げているのに出くわす。1スラをフリーソロで登ってる奴がいる。荷物デポ地点に帰着。3時。
沢にはちょっと早いかも知れないが、アブミトレを兼ねてちょっと1本には丁度良いので次回の総会後にはお薦めの沢です。

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