丹波川 小常木谷

1997/7/6
メンバー:村上・田島(寛)  田島(寛) 記


余慶橋手前右側の踏み跡に入り、適当な所から懸垂で丹波川へ降りる。まずは左岸をへつり徒渉して右岸をへつると本流は大きく左ヘカーブし右から小宮木谷が流れ込む、再び徒渉し目指す小宮木谷へはいる。両岸が切り立った谷を暫く行くとやや開け、左岸から火打石谷を合わせる。登山道の本橋を過ぎナメや小滝を報つか超えると兆子の滝(10m)が現れる。 ここからいよいよ置草履の悪場である。左璧を登るが、上郡の凹角がかぶりぎみに見えたものの、登ってみるとそれ程でもなく容易に越せる。
つづく逆くの宇滝(8m)は釜を左から回り左璧に取りつく、上部のトイ状は水流をまたいで両手、両足で突っ張るように登るが、滑りやすいのでやや緊張させらjlた。しばらく歩くと今度は不動の滝(12m)である。ここは直登せず左岸のルンゼの手前を登り、バンドをトラバースして不
動の滝を巻いてしまう。次はいよいよ大滝(2段18m)。先行の5人パーティーが一人登る毎にザイルを降ろして確保するため、随分と待たされた。下段は3m程で立て掛けられた流木からテラスに上がる。上段は高さもありザイルを出す。落ち口手前はシャワー
クライムとなるがⅢ程度で特に問題はない。置草履の悪場の最後はネジレの滝だ。直ぐ下に7m程の滝があり、二段15mといった感じ。ただここでも30分以上順番を待つ。
下の7mは左璧を登り、一旦切ってネジレの滝を超えるが、釜も深く水流通しは困難、左璧から越してしまう。ここからは平凡な沢となるとのことで岩岳沢にエスケープ。
岩岳沢に入ると傾斜が増し水流も細くなるので急に汗がでてくる。登るにつれガラガラとなり上部はその上に枯れ葉が堆積してとても不安定、落石には注意が必要。最後はガレから左に入りわずかのヤブコギで岩岳尾根、そこから反対側に数メートル下ると登山道に出、ひたすら下り沢を渡ると登りとなるが、再び下って駐車場にもどりついた。
参考タイム
余慶橋(2時間半) 大滝下(2時間強) 岩岳尾根(2時間弱) 余慶橋

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