一ノ倉沢衝立岩ダイレクトカンテ

1996/6/8
メンバー:杉浦・倉島 倉島 記


— 初めての人工ルート。えらくしんどく、力不足を感じたクライミング —
〈報告〉
。中央稜基部からいやらしい所をトラバース。アンザイレンテラスヘ。テラスからラッペル、取付へ。
杉浦氏リードでスタート。2ピッチ目の奥のビレイ点までロープが足りず、手前でピッチを切る。倉島がフォローして、そのまま奥のビレイ点までロープを延ばす。
いよいよ、エイドのピッチが始まる〈倉島リード)。2ピッチ目を登り終えるのにとんでもなく時間を掛けてしまった。そのおかげで木元、小林パーティはルート変更、後続の下野、坂口パーティにもかなり順番待ちをさせてしまった。ゴメンナサイ!!不要なピンが多いとルートガイドに載っていたが、そんな事はなかった。
ピンが遠い所もあり、一本ロストアローを打ち足したほどだ。3ピッチ目(杉浦リード)は、快調というほどではないが、それなりのスピードでロープを延ばす。
4ピッチ目(倉島リード)は、ビレイ点から右側を越えると終了点の北稜が間近に見える。ここのピッチもなんだかんだ時間を掛けてしまった。ピンに導かれ、どうにか終了点に着く。ラスト5m位のフリーは、緊張した。
ひと休みして、下降にかかる。下降にも手間取ってしまい、時間をくう。本谷の雪渓に出てホッとした。

〈感想〉
力不足から、時間を掛けすぎてしまった。そのおかげで、後続パーティにも迷惑を掛けてしまったり、長時間、他の会員の方々を出合でお待たせして、御心配をお掛けして誠に申し訳ないと思っています。山行中、下山後もいろいろと配慮が足りない所もあり、深く反省しております。会員のみなさん、お許しを!!まだまだ力不足だが、努力してクライミングを続けていきたい。

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