甲斐駒赤石沢奥壁

1994/8/14~18
メンバー:遠藤・飯島・立木 飯島 記


日程
8/14 入山
8/15 Aフランケ 赤蜘蛛ルート
8/16 奥壁 左ルンゼ
8/17 フランケ同志会右  立木氏下山
8/18 下山

8/15
1、ピッチ割りとおよその時間
3:30 起床 4:30 テント出発 6:00 取付
6:30 登攀 14:00 Aの頭
日本の岩場P141のピッチ
1、2、3ピッチ 遠藤  4、5ピッチ 立木
6、7、8ピッチ 飯島

2、アプローチ
Aフランケへのアプローチは、「岩雪128号P72」を参照し行動したが、少々異なる部分があったので補っておく。

要領としては八丈沢に出るまでは、左方向に下り、八丈沢40m程度下ると滝の落ち口になる。そこで右に回りこんで行く。
時間としては、1時間~1.5時間で8合ベース→取付。

3、ピッチについて
5ピッチ月 日本の岩場上の40mは20~25m程度である。
6ピッチ目 フレンズ 0.5 1.0 1.5 2.0 1セットあればOK

4、水について
水がないとのことで7合目から荷揚げする。1人4L。
我々はAフランケ基部の岩小屋には降りなかったので、そこの水の確認はしていない.また、8/14 7合目小屋の水は出ていたが、8/15水が出なくなる。
そこで直接ポンプUPしている泉まで汲みに行った。小屋~泉10分。8合~7合 下り15~20分、上り40分くらい。

5、感想
無理を言って、私飯島に6ピッチ目「鈴木昇巳のサーシ抜きピッチ」をやらせてもらいました。私にとってはほとんど初めてであったので、少々恐ろしくもあったが、クラックが非常にきれいでフレンズが決まりなんとか登ることができた。
後で立木氏よりフレンズが効いてない部分があったとのこと。私があまり絞らずに効かせたことと、ザイルが上に伸び、それが原因で外れたと思われる。 フレンズに体重をかけ「ためし」を行ったつもりであったのであるがうまくなかった。
ガムテープでも持って行くべきか。?

6、追記
よくある話し。さあいよいよ登るぞと取付で戦闘準備をする。そして気がつく「あ、ザイルがない」。昨夜登攀具をザックに入れたはずなのに。枕がないと私は眠れないのであった。(私のビョウブの時)
そして今回は、夏も、冬もまた、フリーも人口もこなす某女史がフラートソールを枕にしたらしい。(私には枕には不向きと思えるのであるが。)
そのような新しい伝説と、Aフランケ頭の終了が14:00ということもあり、Bフランケへの継続はやめとした。

日本の岩場の中で是非とも甲斐駒は行ってみたい所であった。黒戸の登りはやはりキツく、やはりバテた。山は歩けないと話にならないと痛感した。

今回、丸山以来の強力パートナー遠藤さん、立木さんを得られ登ることができ、非常にうれしからた。また、今年は、天気が死ぬほどよかったことも幸いし、よい夏になった。

左ルンゼ 飯島ピッチ

1、2.7バンドから上ガラガラルンゼ2の40~45mのピッチ
フェース3~4 10m←ピン
チムニーV 8m←このチムニー抜けロストアロー打つ
段上チムニ一
涸滝の落口のチョークストーンでビレイ、このポイントが第3バンド
2、次のピッチ 30~35mのピッチ2  立木、遠藤、先行してもらう。左手の側壁でビレイしてもらう。
3、ボロボロの岩 フレンズもきかない。ピンむずかしい。30~35mのピッチ ゴルジュ内の涸滝 2~3ケ 1~3~5mの高さ、やはりビレイ チョーク ストーンとアングルで補強
4、10mのピッチ やはりボロボロの岩
バント状スラブに達する。ビレイ点有り、右壁に、

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