犬麦谷

1993/5/23
メンバー:秦・山本・字賀田  字賀田 記


山本裕二郎の例の事故後のリハビリを兼ねて、沢にでも行くかあ!ということになった。
例によって数人に声をかけたが、奏さん以外、あいにく皆さん忙しいようで、なかなか連絡がとれない。それでは、奏さんと私、それにリハビリの本人計3名でとりあえずということになった。22日土曜日、雨は上がったものの雲天の新宿を9時に出発。
目的地は出発してから決めようとりあえず奥多摩方面へということになった。途中で水根沢か、大雲取谷、犬麦谷などの名前が上がったが、裕二郎氏本人の希望を入れて犬麦谷に決定!!。
車は日原街道へ向かう。途中食料の調達、ちょっとオーバーな表現だけれど、きっと明日は雨だ、酒でも飲んで帰るだけ、とタカをくくっていたので用意してなかっただけ。
そして宴(うたげ)の一夜はしゅくしゅくと明け、明朝の天気晴朗、鳥鳴く、青葉輝くのベストコンディション、ところがご本人二日酔で不調の様子。
幕営地8:30発、犬麦谷出合い8:45、出合いからすぐにタツマの大滝3段50m直登不可能にき高まく、しかしガレ場は不安定でルートファインデイングに手間取る。
その後モリの窪瀑流帯を通過、チョックストーンの滝でザイル使用し直登。ゴルジュと10m前後の滝は美渓というにふさわしいものであった。つめは若干の熊笹をコイで登山道へ飛び出す。時に11時45分。
ちょっと早すぎたので酉谷山(トリタニ)経由でハイキングがてら下山。“酉年にトリの山に登る”であった。

追伸
“とにかく新緑が美しく、苔むす滝の美しい沢でした。”

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