丹沢モチコシ沢

1992/6/28
メンバー:鈴木博・成田  成田 記


6/28 8:30ユーシンロッジ出発。30分強で、ダム下流の石崩トンネル着。沢に入ると、淵はほとんど埋まり、泳ぎはほとんどない。30分ぐらいで石崩トンネルの下流に出る。博道氏の記憶と大きく違う為どうするか迷うが、10分程戻り、狭い出合いを見つける。出合いには二段の大滝がデンと構えている。一段目は博道氏、二段目は成田がリードする。トポに書いてあるよりも二段目は大きいようで、ザイルが足りず、合計3ピッチになってしまった。この大滝は見た目よりもシャワーがきびしく足元はぬめっているため、気が抜けない。その後、数メートルの滝を幾段も越すが、あなどれない滝ばかりである。奥の二俣を右に入ると沖の悪場と呼ばれる三段の滝である。一段目はフリーソロ、二段目は博道氏、二段目は成田がリードする。三段目はトポ示す程は悪くなく、難なく通過する。小滝を数段超えると急に水が消え、満行が終了し、モチコシの頭に出る。
ここから東沢乗越、大石山を経由してユーシンロッジに戻る。道は以外に長く踏に跡はたよりないため、途中で迷ってしまう。またブッシュがうるさく長身の私には苦しかった。
今回の沢登りは急に前日、計画が決まったものだが、仲々おもしろく充実していた。
余談だが、トポには石崩トンネルの下流に仏岩トンネルがあると書いてあるが、そんなトンネルはなかった。

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