箱根尾沢遡行(アイゼントレーニング)

1991/4/14
メンバー:立木・鈴木(博)・(直)・高岡・木元  木元 記


春合宿のためのトレーニングとして、アイゼンをつけて箱根屋沢を遡行しようと言うことになり4月13日の19時に新宿に集合し、西丹沢方向に向かった。
21時頃箱根橋付近で博道さんと合流し、橋上の駐車場にテントを張る。
翌朝は6時に起床、雨は降っていないもののどんよりと曇っている。7時に出発。堰堤を2つ超え、トイ状の滝を右壁から登る。ぬめった3mの滝、12m幅広の滝。2段逆くの字の滝を超え、2段20mの滝となる。ナメ状でアイゼンでの直登は厳しそうなので、右岸から高巻く事にする。高巻きの途中コケの付いた涸滝があって、それを登るのかとても苦しかった。
15mの垂直の滝は、直樹さんのリードで右壁を人口で登る。それほど難しく無かったが、最後に木に乗り移るところは少しきわどかった。
次の10mスラブ状の滝も左壁を人口で登り、核心部はおわる。それから先は滝も少なくなり、忠実に沢をつめて14時に稜線に出た。それから下降路を探して屏風岩山の方向に向かうが、ガスで見通しが悪く分岐点が、はっきりしない。登ってきた尾根(箱根屋沢と悪沢の中間の尾根)を戻るがいきずまり、ガレから再び箱根屋沢に下り、反対側の尾根(箱根屋沢と沖箱根屋沢の中間尾根)を登り返し、ヤブの中を下りはじめるとやがてしっかりした仕事道に出て、後は簡単に下山出来た。
箱根屋沢は水量が少なく、沢登りという感じはあまりしなかったが、滝が多くてアイゼントレーニングには良い沢だと思う。秋になったらまた登って見たいと思います。

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