3月会山行報告 富士山

1989/3/26
メンバー:松元・秦・川崎・鈴木光・養田・桜井・古川  鈴木光 記


日本列島例年にない寡雪という事でいったが、スバルラインのゲートは甘くはなかった。「歩いて登るのは疲れるからイヤ。」という岳人らしからぬ思想は、世間様には内緒だが、我々高年齢層ではかなりあけすけに語られている。
車で雪を探し回ったあげく、昼近く、休止中の御殿場スキー場をみつける。歩行15分で雪のミニ斜面へ。雪山のゲレンデが富士山5合目なら、ここはゲレンデのゲレンデだ。
デッドマンでスノーアンカーを作る練習。私の程度の技量の者が、デッドマンの助けになるような所へ行く機会があるのだろうか?等の考えは別にしてハイテクニックを扱う痛快さを堪能する。
一つの疑問は、デッドマンはトップを確保出来るのか?ということだった。
時間は進んで、大阪方式コンテの実践。これは一旦セットしてしまえば、従来の輪通し方より確実だが、セットを間違い無くやる必要がある。疲れきって追い詰められた本番で2人で相談し思い出しやって見るというパターンは避けたいところだ。反復練習が必要とおもった。
16:30終了。ラーメン店経由で別れる。

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