第1尾根

1989/7/22~23
メンバー:松元・山口・秦・浦野・南・勝野  勝野 記


北岳-私にとって初めての会山行であり、本当に“登山”という感じの山でした。実は、北岳に行き、登り始めるまては、どんな具合に登るかなどと想像さえできずに、よくわからないまま、参加したのでした。けれど登ってみてびっくり。しっかり残雪まである。
山の天気は変わり易いというけれど、雨が降ったりやんだり。ガスもでたり、はれたり。暑かったり、寒かったり。
何分、山に登った経験が余りないので、山の表情の変わり身の速さに、改めて驚かされた山行でした。
登山2日目にして、いよいよ尾根に挑戦。上を見ているだけで、ため息がでてくる様な岩場だけれども下にあと戻りするわけにもいかず、はらを据えて登り始めたのでした。
やっぱり一番恐いと思ったところ、核心部です。高度感があって、高いところはそんなに嫌いじゃないはず(?)なんだけれど、この時ばかりは、足もとを見るのさえ必死でした。けれども、岩を登りきって頂上へ歩きだした時、目の前に現われたお花畑のきれいだったこと。親子づれの雷鳥のとってもかわいらしかったこと。そんな事がとても印象的でした。
ともかく、今回の山行は、やる事が何もかも初めてで、ものめずらしく、おもしろかったです。とにかく、自分がどこを歩いているのとかが何もわからず、人のあとをついてゆき、動作をまねし、とにかく、猿まねの如く人についていった2泊3日でした。

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