谷川岳

1998/10/9~10


谷川岳 中芝新道~一ノ倉岳~西黒尾根  鈴木・養田・関
一ノ倉出合で登はんパーティと別れ一足先に出発する。久し振りの天気の下快調に登る。時折トランシーパーで登はんパーティと交信をして一ノ倉岳~西里尾根を経て出合に戻る。

一ノ倉沢第三スラブ  中川・松野
滝沢下部の順番待ちと去年の経験からルートの途中でもビバーク可能との判断でゆっくり出発する、7時。ヒョングリの滝の高巻きから対岸に下降する所でニノ沢右壁パーティと別れテールリッジ~本谷バンドを経て本谷を下降して滝沢下部へ到着、予想通り先行パーティが2組取り付いていた。
ダイレクト・ルートのエイドは難無くクリアー、Y字河原より三スラに入る。壁のコンディションは決して良くないが早いペースでロープを伸ばす。F3上のテラスで3時を回りこの上には良いテラスも無いので少し早いがビバークにする。広くは無いがまがりなりにもテントを張り7時に最後の交信をして寝る。
8時過ぎから強い雨に降られ、スラブは滝と化した。水流によって浮き石が落石となって落ちてくる。でかいのが一発テントの脇をかすめたりで大変だった。秋晴れの予報が出ていたはずだが一体この雨はなんなんだろうと思う。
翌朝4時に石堂パーティと交信をして退却を決定する。濡れたロープは流れが悪く不注意も有ったが滝沢下部の懸垂では2回も回収出来なくなり登り返した。
本谷を登っているとニノ沢出会いに右壁パーティの2人が降りて来るのを見つけ、テールリッジの途中で合流する。

一ノ倉沢二ノ沢右壁  山口・桜井
三スラパーティと別れ急な踏み跡を登り潅木帯が終わった所から懸垂で二ノ沢出合いへ降りる。みがかれたスラブをフリクションで登って行くが水流添いは滑りそうで嫌だ。アプローチとはいえ中々手強く一ケ所ロープを使用した。
三俣下大滝はガイドブックの説明が上手でなく右側からの巻き道は残置に導かれたりしたのだがルートではない所を登ったりで1時間以上のロスタイムとなる。迷ったルートの左側の滝に近い岩をロープを使用して登り草付を辿り滝の上に出て懸垂で三俣に降り立つ。
左俣、本谷をやり過ごして右俣のルンゼをを登ると右壁が見えて来る。下から見上げるとブッシュが多くのっぺりしていてルートが分かりずらく緩いスラブを登って行くがビレイポイントがなくどこからルートが始まっているのか分かりずらい。
取敢えずロープを出して山口トップで登っていくがここはほとんどピンが無かった。2ピッチ目、桜井リード。濡れて悪いルンゼ状をトラバースして直上、ここもピンは打ち足した。このピッチは30mであるがはっきりとしたレッジでは無いので少し上までロープを延ばす。
続くピッチも桜井リード、25m程でこのルー卜の中で一番広いというテラスに着きビバークサイトとする。明日のためにもう1ピッチロープを延ばしてフィックスとする。ツエルトをかぶってのビバークだったので雨で目が覚めてからは殆ど眠れず夜明けが待ち遠しかった。こちらのルートも雨で滝と化していたので退却とする。

(台風が過ぎ去り秋晴れを期待していたのだがいったいあの雨は何だったんだ!と思う。下山の連絡を東京にしたら快晴だったのだから・・・)

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