衝立岩・ダイレクトカンテ

1995/10/15
メンバー:宮城・他1名 宮城 記


中央ルンゼに行く木元・杉浦パーティを見送り、我々はゆっくりと朝日の輝くテールリッジへと向かった。本日のーノ倉沢は満員御礼とはいかないが多いほうだろうか ?
ヒョングリの順番持ちもなくスムーズに中央稜基部に到着。衝立岩にはすでに1パーディがA字ハングあたり攀じっている。その登りを見ながら僕達は装備を身に付けトラバースを始めた。すると過去の僕の記憶とはまるで違うフェースが現れここは酒井さんがランニング2本で超えていった。フォローの僕でも胃痛を覚えるほどの所だった。
どうも岳入ルートに入ってしまったらしい。まったく情けなくてしょうがない。先行パーティにも指摘を受けてしまった。実は彼ら、YCCのパーティでヤバイ奴らに見られてしまったものだ。的40m懸垂&トラバース後やっとアンザイレンテラスに到着。少々運くなって登攀START。
さて登攀では多数ハブニンクがあり、とても緊張したが無事終了。北稜を偶然出会った「墨田山の会」の倉橋・鈴木・他1名と一緒に下降してきた。
出合に着くとまもなくして木元・杉浦両氏が現われ「えらく遅かったな?」と一言。とても心配かけて申し訳ないです。途中同じくーノ倉にやってきた東京YCCの集団、松平氏を含め5、6人と軽くく立ち話をし、帰途についた。

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