御在所岳2ルンゼ

日程:3/5(土)日帰り
メンバー:W他
天候:快晴→雨
行程:裏山登山口→藤内小屋→藤内沢→2ルンゼ取り付き(登山口から2ルンゼまで2時間弱程度)

取り付きまで雪が締まっていて歩きやすかったが、午後藤内沢を巨大な氷の塊が転がり落ちていた。

新版「アイスクライミング」でいう「奥又右ルート」を登ったところにある支点にトップロープを設置。長い滝なので、50mロープを二本つないでビレイ。 氷は柔らかく、アックスもアイゼンもよく決まった。

時間経過と共に水滴が滴り出し、氷も一部薄くなる。下山時かなり雨が降ったので翌週はもう登れないと思われる。

下山はマイナス滝終了点から懸垂下降したが来た道を戻るのと時間的にそれほど変わらなかった。

再訪:3/12(土)

御在所の滝がきれいに凍ることは数年に一度ということで、氷結の状態によってはもう登れないかもしれないと思いつつ、同じメンバーで再訪。前週より雪が緩んでいたので歩きにくく、上部のトラバースは若干緊張を強いられた。

氷の形状は前週と大きく変わらなかったものの、一部から水が滴っている状態。登山口は雨、上部は曇りで風が強くとても寒かった。

トップロープでワンローテーション登り、二巡目に入ったところで(状況良くないので二巡で引き上げる予定だった)、滝の右上岩壁から轟音とともに巨大な氷塊が落下し、ルンゼを流れていった。我々の他に1パーティーいたが、幸い負傷者なし。岩壁にはまだ氷塊が張り付いているし、滝の右側上部からかなりの量の水が流れ始めていたので急ぎ撤収し下山した(落下した氷塊はマイナス滝に集まって流れるので、今回はマイナス滝の懸垂はせず、同ルートを辿った)。




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