デンバー、ボルダー、ロッキー山脈国立公園(アメリカ・コロラド州)

2015/9/16-27
玉田、梅澤  記 梅澤


当初、昨年同様カナダのスコーミッシュに行く予定だったが、今年4月にデンバー出張した玉田さんが現地トポを入手。
デンバー界隈には岩場が点在していることがわかり、せっかくなので初めての岩場に出かけてみることにした。

○期間:2015年9月16日(水)~9月27日(日)<12日間>
○トポ:Best Climbs<Denver, Boulder>、Best Climbs<Rocky Mountain National Park>
○ギア:Black Diamond C4 #0.5-#3×4セット、#4-6×2セット、
Alien(赤/灰/黄/緑/青)×3セット、ナッツ 1セット、ヌンチャク×15本、
60mロープ×1本、70mロープ×1本

▼9/16(水)快晴 【移動日】
17:25成田発 11:00サンノゼ着 15:39サンノゼ発 19:10デンバー着

デンバー国際空港に到着した時には辺りは暗くなりはじめていた。
空港内でレンタカーを借りデンバー郊外のホテルまで40分程走る。
途中マクドナルドでお夕飯、リカーショップでビールをゲットし、22時前ホテルにチェックイン。
するとフロントのお姉さんから「悪いけどこの先車で15分の別のホテルに移動してくれる?」と言われる。
何が起きたかよくわからなかったが、仕方がないので言われたとおり15分先の同系列ホテルへ移動。
すると今度はフロントの女装のお兄さんが「5部屋予約ね」と言う。いやいや1室10連泊だって!
コンファメーションにもそう書いてあるのに、どうしたら5部屋予約になるのかしら。。。
どうやら5部屋予約したことになっていたので、宿泊予定のホテルでは部屋数が足りず同系列ホテルに移されたらしい。
なんとか訂正しホテルの部屋にたどり着いたのは23時近かった。クアーズビールで乾杯、程なく落ちる。

▼9/17(木)快晴 【クライミング1日目:Golden Cliffs】

初日は岩に慣れるため、ホテルから車で30分程のGolden Cliffsへ。
10時頃駐車場到着。駐車場にはトイレ完備。アプローチは15分程トレイルを登る。
日差しはギラギラと強く、空気は乾燥し、見上げる空は真っ青だ。
岩肌は赤いが砂岩のように脆くはなく、岩質はチャートに似てるかんじ。
まずはアップで簡単な5.8のフェイスルートから。

denba01駐車場からの岩場

<The Overhang Area>
・Wholy Holy(5.8):久々のフェイスで緊張、程良くアップ。FL

denba02

・This Ain’t Naturita, Pilgrim(5.9):フェイス。中間部ムーブは5.9には感じられずワンテン(涙)。×

denba03

・Corniche(5.8):クラック。中間部がややワイドで面白かった。FL

denba04

<Brown Cloud Crags>
・killian’s Dead(5.6):クラックルート。グレードは妥当かな。FL

denba05

登っている間には2~3パーティーやってきたが、岩場は横に広いのでルートがかぶることもなく順番待ちはゼロ。
岩場には日陰はほぼ皆無、日除け帽がないとビレーヤーはジリジリ焼かれ辛い。
昨晩スーパーに寄れずミネラルウォーターを買えなかったので、持参したのは水道水500mlのみ、水切れとともに16時前クライミング終了。
帰り際に奥のエリアTable Topを見に行くと大人数の講習会が行われており、Trで吊るされるクライマー。
これは万国共通だねと笑う。

帰りにGoldenのBentgate本店に立ち寄るが、わりと普通の山屋さんな印象。
ギアがずらっと陳列されてマニアな感じなのかと思っていた。
店内見学だけして何も買わず、スーパーで当面の食糧を買い出しホテルへ戻った。

▼9/18(金)快晴 【クライミング2日目:Boulder Canyon】

2日目はホテルから車で1時間のBoulder CanyonのHappy Hour Cragsへ。
標高約2600mの高地にあるが、仕事終わり(Happy Hour)でも登れるアクセスのよい岩場。
Boulder Fallsという滝の少し手前に駐車場があり、道の反対側に岩場がある。
アプローチはこちらも15分程度、5.5~5.10前半のクラックが揃っていて初心者向き。
岩質は花崗岩?かな。しっかりしていてフリクションもよい。
2パーティが登っていたので、一番端の5.5でアップ。

<Happy Hour Crags>
・Left Side(5.5):心穏やかな5.5。FL
・Are We Not Men(5.7):上部が意外と悪いフィンガー。本当に5.7かね、君?FL

denba06登っているラインがAre We Not Men(5.7)
その左がLeft Side(5.5)

・Malign(5.7):玉田さんのみ。お隣の被った10aと下部は一緒なので10aの核心ムーブ探り後、5.7へ。

denba07

・Twofers Bypass(5.8):お隣Twofers(5.8)のバリエーションルート。

denba08

下部は一緒で途中ハングを超えるのがTwofers、右トラバースするのがTwofers Bypass。
右トラバースでクラックにこだわって登っていたら体がスタックしてワンテン。
早めにフェイスに出ればすんなり登れたようだ。×

低グレードなのに、すごい疲労感。やはり低グレードとはいえOS(FLだけど)トライは疲れる。
しかもグレード的にもっと心穏やかに登れると思っていたが、フィンガーだったり気が抜けなかった。
自分が下手すぎるのか、グレードがやや辛いのか。。。後者であると思いたい。

▼9/19(土)快晴 【レスト1日目:Rocky Mountain National Park】

たった2日間のクライミングだが、慣れない土地で時差ぼけも残っており、朝起きると身体がだるい。
デンバー滞在中の天気予報は全日どっ晴れ(デンバーは年間300日晴れの日があるらしい)、登れない心配はないので本日はレストに決定。
今回の巡る岩場の中で一番楽しみにしていたロッキー山脈国立公園内のJurrasic Parkの下見に行く。

ホテルからロッキー山脈国立公園のあるエステスパークまでは車で1時間半程のドライブ。
道は途中からぐんぐん上り坂になり、その後緩やかに少し下るとEstes Parkと刻まれた石碑のある撮影スポットが現れる。
ここからはロッキー山脈とエステスパークの街並みが見渡せ、この後どんな景色が待っているんだろうと期待が高まる。

まずは国立公園の全体像を把握するため、観光センターに立ち寄り情報収集。
目指す岩場はLily Lakeから15分程登ったところにあるが、国立公園のゲート外にあるため入場料はかからない。
観光センターから車で20分程でLily Lake到着。道の反対側には標高3483mの岩峰Twin Sistersの登山口がある。
Lily Lakeにはロッキー山脈国立公園内の最高峰Longs Peak(4347m)が映し出され、その雄大さは半端ない。
車で少し登っただけでこの絶景、贅沢すぎる!

こちらの岩場もアプローチは15~20分程。ただ標高が約2600mあるため、少し登ると息が切れる。
最初に目に飛び込んでくる岩場はスラブ、スラブ、スラブ。海外の岩場はスラブが多い。
Jurrasic Parkのなかでお目当てのルートEdge of Timeは岩場の一番奥にあるThe Finにある。
トポの表紙を飾っていたり、とにかく写真映えするカッコいいルート。
ちょうど取り付いているクライマーがいたので遠くから見学するが、ルートの長さに対しボルトの数がおかしい。
明らかにボルト間隔が遠すぎる。しかも下部は垂壁のスラブ。5.9でしたよね、これ。
一抹の不安を覚えながら岩場を後にした。

▼9/20(日)快晴 【クライミング3日目:Clear Creek Canyon】

日曜日はどこの岩場も混みそうなので、近場のフェイスの岩場Clear Creek CanyonのLittle Eigerへ。
これが大当たり、北面なので1日中デンバーの強い日差しを浴びることなく、連日の乾燥と日差しにやられ風邪気味の私には大変ありがたい快適な岩場だった。
ルートはクラックはなくフェイスのみ。岩質は花崗岩?しっかりしておりフリクションもまあまあ。
壁は大きく難易度の高いルートはかなりオーバーハングしていた。

denba09

<Little Eiger>
・First Impressions(5.9+):岩場で一番簡単なルート(確か5.9はこれ1本)でアップ。
最後のスラブ乗り越えが嫌らしい。FL

denba10

・Headline(5.10a):パワー系。中間部のレイバックが辛くテンテン。×

denba11

・Bonehead(5.10c):私はTrでもテンテン。出だしから悪い!全部悪い!×

denba12

・Herbal Essence(5.10a):スラビーなので一度Trでトライし、2便目でRP。

denba13

日差しがない分、疲労度はいつもより軽く助かった。
日曜日なので平日よりクライマーは沢山いたが、それでもルートですごい順番待ちが生じることはなく快適だった。

▼9/21(月)快晴 【クライミング4日目:Rocky Mountain National Park】

2日前に下見した念願のJurrasic Park、The Finへ。
狙うルートは1本のみ。登ったあとはEstes Park観光でもいいな~とゆるふわ気分ででかける。
しかしゆるふわクライマーを受け入れるほどEdge of Timeは甘くなかった。

<The Fin>
・Edge of Time(5.9):玉田さんのMOSトライ。出だしから見た目以上に悪くボルトが遠い。
1ピン目のクリップ後、垂壁のスラブを絶妙なバランスでこなす。
2ピン目クリップし損ねたらグランドフォール確実だが、緊張感あふれる登りで2ピン目も無事クリップ。
中間部も引き続き悪そうで、落ちるとグランドしないまでも後ろの木に激突するのでビレー中は終始緊張、終了点のクリップを見届けた時は本当にホッとした。
登っていた玉田さんはもっとホッとしただろう。MOSおめでとう!
岩の先端に立つとかっこいい写真が撮れるので、急いでカメラマンに変身し、無事任務完了。×

denba14遠い3ピン目にクリップして安堵のひととき

denba15終了点からLongs Peakを望む

12クライマーの緊張感あふれる登攀を見た後、ゆるふわクライマーがリードするわけがない。
あっさり「張ってください」とお願いしTrで登らせてもらったにも関わらず、核心の垂壁スラブで早々にワンテン(涙)。

目標ルートを終え疲れて日陰でレストしていると、縞リスがちょこちょこと近づいてくる。
おやつのリンゴを狙ってるらしい。絶妙な距離感でこちらの様子を伺う姿はとても可愛らしかった。
せっかくなのでもう1本と玉田さんスラブ交じりのフェイスを選択。

denba16

<Dinosaur’s Foot>
・Index Toe(5.8+):これまたグレードに騙されるなかれ。中間部のスラブはボルトが遠い!
私はなんだか気合いが入らずこれもTrで。でも核心部でワンテン。情けなかぁ。×

denba17

もう2本でお腹いっぱいになったので、岩場でお昼を食べエステスパークの街に下りる。
街中の駐車場に見たいと思っていたエルクが10頭ほど放し飼いされていたのには驚いた。

▼9/22(火)快晴 【クライミング5日目:Boulder Canyon】

クライミングツアーも後半戦となったので、1本マルチでもと2日目に訪れたHappy Hour Cragsから車で5分程のCastle Rockへ。
ここは岩場のすぐ脇に車を駐車できるのでアプローチ0秒。
岩場の脇には綺麗な小川が流れ、なかなか素敵なロケーション。
まずはショートピッチでアップ。

<Castle Rock-West Face>
・Curving Crack(5.9):アップのつもりが返り討ちにあう。
てか中間部のフィンガークラック、プロテクション悪すぎませんか???
フィンガーからのハング超えも足がなくて悪いっ!
玉田さんの奮闘クライミングを見たら、もちろんリードする気は失せTrでトライ。
それでもテンテン、ああ無情(涙)。×

denba18

アップで撃沈したのと風邪の症状が少し悪化していたため、マルチは超低グレード(2P)に決定。

<Castle Rock-South Face>
・Jackson’s Wall(5.6)
Pitch1(5.5):梅澤リードでスタート。
低グレードだが30m以上のロングピッチ、スタートはチムニーだし何が必要になるかわからないのでC4#0.5-#6×2セット、Alien青-赤×2セットぶら下げ離陸。
6番2個ぶら下げたのは初めてだったので、重くてびっくり。
スタートから5.5の穏やかさはなく、下がすっぽりと抜け落ちてるためかなり緊張した。
チムニー以降は快適だが、かなりロープを伸ばすためランナーの取り方には気を使う。
岩が安定していない箇所もあり、ややアルパインチック。
ビレイ点は小テラスにアンカーボルトとチェーンがあったが、打たれている位置が高いため、まずはセルフとパスを伸ばしたら届かず焦った(外人さん仕様)。MOS

denba19

Pitch2(5.6):玉田さんリード。
クラックを左上しクラックが切れたところで今度は右トラバース。
順調に登って行ったが、途中浮石がごろごろしており、やはりアルパインチック。
コース取りにやや迷う箇所があったらしい。頂上の少し下にビレイ点があり。

denba20

下降点(Rappel Chain)は岩の裏側にありとトポに書いてあったので、玉田さんがロープをつけたままトラバースして裏の様子を見に行く。
その後2人でさんざん探したが結局下降点は見つからず、仕方がないので懸垂できそうな立木までクライムダウンし1ピッチ懸垂、あとは歩いて下山した。トポの情報はあてにならない。

▼9/23(水)快晴 【レスト2日目:Denver】

3日続けて登り疲れ気味だったが、クライミングできるのもあと少しなので、いつもよりゆっくり起床し初日に行った近場のGolden Cliffsへ向かう。
が、駐車場から太陽がギラギラ照りつける岩場を見た瞬間、登攀意欲減退。
あと2日間有意義に登るため、駐車場でお昼ご飯だけ食べ、急遽レストに切り替える。

デンバーにはこれといった観光スポットもないが、せっかくなのでデンバー市内へ。
一応の観光スポットであるデンバー州議事堂はドーム部分まで登ることができ、天気がいいとドーム部分のテラスからロッキー山脈が一望できる。
あいにくこの日は霞んで見えなかったが、とても気持ちの良い場所だった。

デンバー最大規模のREIにも行ってみたが、円安だとお得感もなく、店内一周して購入したのはナルゲンボトルのみ。
少し街中に出ただけで急に疲れがでてきたので、早々にホテルに戻った。

▼9/24(木)快晴 【クライミング6日目:Boulder Canyon】
デンバー滞在も残り2日となったので、登っておきたいルートのあるCastle Rock & Happy Hour Crags再訪。

<Castle Rock-West Face>
・Skunk Crack(5.9+):前回厳しかったショートピッチのお隣のクラック。
出だしが悪くプロテクションが取りづらい。しかも中間部はワイド。
玉田さんの奮闘クライミングを見てやはりリード断念、Trにて挑むがワイド部分でワンテン。×

denba21

凹んでいると地元クライマーご夫妻がボルダリングをしにやって来た。
奥様のベラさんは日本人とドイツ人のハーフで、岩場のことを聞くと「この岩場のグレードは辛すぎて、みんな落ち込んで帰っていくのよ!」と教えてくれた。
やっぱり!ほらやっぱり!!と喜ぶ愚かなヘタレクライマー。

昼食後はHappy Hour Cragsへ移動。
クラックは今日で登り納めなので、できれば美しい思い出を作りたい。

<Happy Hour Crags>
・I, Robot(5.7):やっぱり上部はフィンガーとフェイス。玉田さんは5.7で妥当というが。。。FL
・Twofers(5.8):前回はバリエーションルートを登ったので、今回はハング超えにトライ。
ハング超えは思いきったフェイスムーブ。面白い!FL

denba22

疲労が溜まっているのか、2本登っただけで満足してしまった。
まだまだトライしたいルートはあったが、いい時間になっていたのでホテルへ戻った。

▼9/25(金)快晴 【クライミング7日目:Clear Creek Canyon】
午前:クライミング、午後:Coors Brewery

最終日は午後に玉田さん念願のCoors Brewery見学に行くため、近場のLittle Eiger再訪。

<Little Eiger>
・Footloose(5.10a):見た目スラビーなロングルートのため、アップはTrでトライ。

終了点より2~3ピン手前のハング乗り越えの手が悪く怖い!
2便目でリードしたがやはりハングでテンション、RPを逃す。
終了点でお隣にいた爽やか青年が「よくやったよ!」と慰めてくれた。優しー。×

denba23

・Conehead(5.11b):せっかくなので11台も、と玉田さんがMOSトライ。
惜しくもMOSは逃したが、ナイストライだった。
私もTrで途中まで遊ばせてもらったが、核心部は謎すぎた。
クラックもフェイスも修行不足を痛感するデンバー界隈クライミング納めとなった。×

denba24

Coors Breweryは16時で閉まるため、13時にクライミング終了、急いで向かう。
Breweryの建物内にはバック類を持ち込めないため、お財布、携帯、身分証明証のパスポートだけを持ってBrewery行きのバスに並ぶ。
平日にも関わらずバス停は大行列、みなさん観光客なのでありましょうか?
見学用の音声ガイドを借りようとしたら、日本語があったはずなのに中国語(北京語)に乗っ取られなくなっていた。
こんなところにも迫りくる中国の脅威。。。
なので見学はさらりと終わらせ、お目当ての試飲会場へGO!
1人3杯まで無料で試飲が楽しめる。私が気に行ったのはさらっとした飲み心地のBlue Moon。
カットオレンジが入っていてフルーティーで美味しかった。

デンバー滞在最後の夜は、ホテルからすぐのデニーズでTボーンステーキ&特大ハンバーガー。
デニーズなので期待はしてなかったが、Tボーンステーキのクオリティーは高かった!大満足☆

▼9/26(土)快晴 【移動日】
11:25デンバー発 13:23バンクーバー着 16:20バンクーバー発
9/27(日)18:30羽田着

朝7時半に名残惜しい気持ちでホテル出発、1時間程でデンバー国際空港到着。
デンバーからバンクーバー経由だったが、バンクーバー羽田間のフライトでまさかのビジネスクラスにアップグレード!
ANAのビジネス超快適でしたー☆

▼最後に
今回巡った岩場のルートは総じてトポのグレードより難しく感じた。
昨年のスコーミッシュでは5.7なら5.7と納得できる易しさだったが、今回は裏切られることが多かった。
今夏は10cのクラックを4本RPして、それなりに練習して臨んだつもりだったが、結果は惨敗。
海外で怪我するわけにはいかないので慎重に低グレードを選んでいたのも確かだが、それにしてもクラックは10台に1本も触れず、ただただ実力不足だった。

また今回巡った岩場のクラックは綺麗に1本スパッと割れているというより、低グレードでもフィンガーからフェイス、ワイドといった様々な要素が1本のルートに含まれていることが多く、OSトライはなかなか痺れた。
もっとマルチなどの数をこなし、OS能力を身につける必要があることを痛感した。

先日パタゴニアのイベントで来日していたクライマーのソニー・トロッター氏と末端壁でお話する機会があった。
コロラドへ行ったことを話すと、今回行けなかったEldorado Canyonは最高の岩場だと教えてくれた。
もっと練習して、次回はEldorado Canyonと今回は遠くから眺めるだけだった4000m峰Longs Peak登頂、の欲張りコースでコロラドを再訪したい。

※各ルートの結果(FL、×等)は私の結果であり、玉田さんはほとんどのルートMOSでした。

———————————————-
玉田補足

■トポ
どちらもREIで購入可能。
デンバーにはREIが数店舗あるが品揃えはまちまち、行った店舗に無くても別店舗を回れば入手できると思う。

■ギア
今回持って行きすぎた感あり。
2人1パーティ行動であれば実際にはこのくらいで足りると思われるが技量やトライするルートをふまえて判断のこと。

Black Diamond C4 #0.5-#3×3セット、#4×2セット、#5-6×1セット
Alien(赤/灰/黄/緑/青)×2セット
ナッツ 1セット
ヌンチャク×15本
60,120cmスリング×2本、240cmスリング×1本
懸垂点作成用残置スリングとカラビナ×各1本、1個
60mロープ×1本 ショートピッチ用
70mロープ×1本 マルチ用

■宿泊
テント泊は非現実的なので、デンバー郊外で早めに宿を予約するのが良い。
hotels.comでめぼしいところを探して直接予約が一番安くなると思う。

■食糧購入
おのずと店舗が多いSafewayを利用することになるが、まずはサービスカウンターでSafewayカードをもらっておくこと。
情報登録不要でその日から割引価格で購入できる。

■酒類購入
Safewayは品揃えが薄いのでローカルのリカーショップを探すのが良い。
ビールならCoorsのみならずローカルブリュワリーのものがずらっと並んでいる。

戻る

 

Bookmark this on Yahoo Bookmark
Bookmark this on Google Bookmarks