ああ中杉川

メンバー:SONW(記録)、K

今回の中杉川(7/29前泊、7/30-31)は、「美しいゴルジュ・岩魚との戯れ」こんな前評判に心躍らせてのゴル突企画であったが、入渓点までヒルのいる悪場通過や藪漕ぎを重ね苦労したものの、ゴルジュは埋まっており、イワナの魚影はほとんど無し。しかも、最後の詰め、下山ルートの選択に難があり、下山し都心へ帰りついたのは翌8/1AMと厳しいものになってしまった。

滝の登攀、高巻きでロープ数回使用、ライジャケはあった方が安心。ヒル対策、虫対策必須)

 

今回の教訓は以下のとおり。

渓相は変わる:メンバー全員が少し前の記録にある「詰めは涸れ沢を登る」という頭になっていたが涸れ沢はなく、最適な詰めのルートをとることができず、最後は木登りとなり、時間・体力を費やしてしまった。渓相は容易に変わりうるということを認識しておくべきである。

夜間行動におけるルート確認には細心の注意が必要:下山時、水無平からテープの付いたしっかりした登山道を進んだが、暗さのせいもあり悪場峠への分岐を見逃してしまった。途中道間違いに気付き引き返すこととなったが、注意深く確認していれば正しいルートをとれたはずである。

地図の確認:地図をよく確認していれば、適切な詰めのルートを見出すことができ、かつ、下山時の分岐を見逃すことは無かったはずである。しっかり地図を見るという基本中の基本を徹底すべきである(GPSの併用が有用)

日程に余裕を持つ:メンバーの中には8/1朝から海外出張の者もおり、かなりの強行軍となってしまった。アプローチ、遡行、下山にそれなりの時間を要する場合には日程に余裕を持たせることが必要である。

なお、GPS(携帯アプリ)があったこと、ネットからダウンロードした水無平経由悪場峠のルート図があったこと(地理院地図に当該ルートの記載はない)、悪場峠に降りたこと(チャレンジランド杉川から早出川ダムに至る林道が途中通行止めになっており、仮にチャレンジランド杉川に降りていたとしたら車回収に相当程度の時間を要した)は非常にラッキーであった。

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