2014.1.11 八ヶ岳

2014/1/11-13
鈴木、金田、田中、斎藤、今井、川村、阿部、三好  記 阿部


山行中、記録を付けてなかったので曖昧な記憶を頼りに報告を。

んまっ!?
話は盛ってませんので悪しからず。

2014/1/11(土)
前夜発(10日)で新宿を出て道の駅こぶちさわで乾杯。
翌日の行動を考え軽~く呑む(2時)

7時(11日)に出発して美濃戸口で駐車して食料、装備の分担して赤岳鉱泉を目指す。
相変わらず俺はテント担当。
関係ないが黄色担当はフッ君だった(シブがき隊)。

鉱泉に着き、休む暇なく3張り分のテン場のスペースを確保して皆で地ならし。
踏む!
ただひたすら足踏み!!
寒くて寒くてとにかく無我夢中!

テント設営後、博道さんの指揮で全員(10名)で阿弥陀北稜へ向かう。
それは新人や初心者が多かったから技量をみる為のルート選択。

行者小屋を越え、北稜方面へ。
さっきまであったトレースは一切無い・・・。

アプローチを間違えた??
膝までだった積雪が腰まで。
一巡、ニ巡と代わる代わるラッセルをしたが時間ばかりが過ぎて中々思う様に進めなかった。

取り付き付近に到着したのは午後4時近く。
博道さんが
『阿部ちゃん、1時間半で登れるか?』
『ラッセルの疲れもあるし、この人数では無理かと・・・。』
いろいろ話し合った結果、撤退する事に。

テントに帰ると夕飯はキムチ鍋。
とにかく皆で食べて呑んで。

2014/1/12(日)
次の日(12日)は3時半起床の5時出発で石尊稜へ。
少しメンバーが変わりリーダーの博道さん、川村、金田、田中、斎藤、今井、阿部の計7名。
だいたい想像は出来るが気になるパートナー分けは・・・??

博道さんが俺にコソコソと話し掛けてきた。
『川村にはオールリードで頑張ってもらい田中と組ませる。阿部ちゃん、金田か新人女性2人のどっちを面倒をみる?好きな方でいいよっ』
『へっ!?・・・。』

二択かよッ!!!!
羽生名人は二百手先まで読めるのに、博道さんは二択かよ・・・。

『じゃあ、新人2人で・・・。』
欲を言えばもう少しピチピチだったら・・・(T_T)

石尊は去年、愛しのエッちゃんと登ったから何となく感覚は覚えてるが2人を面倒みれるかが不安だった。
アプローチはトレースがくっきり。
それもそのはず、取り付き付近で渋滞。

朝っぱらから待つ。
ひたすら待つ。

約2時間後登り始める。
先行で博道さん、次に川村さんパーティー、その様子を確認しながら俺が登るという順番。
ペースは遅かったが、トラブルはなく皆順調に登る。

途中、無線機から中山尾根を攻めてるAさんとエッちゃんの会話が聞こえる。
どうやらLovelyエッちゃんは苦戦してるみたい。
その悩ましげな声を聞いた俺様の戦闘力は120000 OVERッ!!
まだまだグングン上昇しやがるぜッ!!!!

上部岩壁部では更に大渋滞だった。
足元の悪い場所で強い風雪の中2時間待ち。
身体は硬直して手の感覚も無くなっていた。
ようやく登り始めるとガバさえ不安気に掴み恐る恐る登る始末だった。

お陰で終了点には午後5時。
ゴーグルは凍り、視界を遮るから外した。
ヘッ電を付け急いで下山。
目に当たる雪が痛い。

下山の途中、アイスを攻めてた中中コンビから無線が入る。
どうやらビバークするらしい・・・。
この気温で大丈夫??凄く心配だった。

テントに到着したのは午後6時半。13時間の山行で皆疲れていた。
翌日(13日)は帰りの運転を考え俺はテント番をする事に。
田中君、今井さんは北稜をリベンジする為に博道さんが同行する事に。

2014/1/13(月)
7時半に起きて朝食を作る。
中中コンビが何時戻って来てもいいようにと。

んが!?
ついでに食べる。
作っては食べる!
すると!?

体調不良で北稜組が帰って来た。
温かい料理で、お・も・て・な・し。
きっと俺の支持率35%向上だろう。
続いてビバークから中中コンビが帰って来た!
無事で何よりだ。
その顔には鉱泉のカレーライスが食べたい!と書いてあったが、たった数ヶ月の入会差のパワーハラスメントを利用して、食べかけの鍋でお・も・て・な・し。
これで俺様の支持率65%当選確実だ。
2人にビバーク中の話を聞いてみた。

※)
プライバシー保護の為、音声は変えてあります。

N野氏〈仮名〉
『初めての体験(ビバーク)で凄く不安だったよ。でも・・・N村氏が・・・。』
N村氏〈仮名〉
『1人用のツェルトで身体を寄せ合い暖めあったよ。歌も唄ったさぁ!それに・・・。』

詳しく話を聞くと、ツェルト内であんな事やこんな事があったらしい・・・。
山行報告なので、これ以上の事は書けませんm(__)m
各自想像して下さい。
それが正解です!
【禁じられた絆 第ニ章ヨリ】

のんびり身支度をしてテントをたたみ下山する事に。
偶然にも赤岳山荘で廣健さんと桜井さんに会った。
廣健さんにお願いして嵓エンジェルス達と写真。
見逃さなかったのが写真を撮る前にK村さんが慌てて手ぐしで髪を整えてた。
入会以来、初めて見せた女性らしさの光景の画。

最後に感想と反省
自分自身にも言える事だが、嵓はガイド山行じゃないから、クライミングの技量、ロープワーク(スピード)・・・等、ある程度の力を付けて本チャンに望んでもらいたい。
その為には日頃からフリーやマルチの自主トレが大切。
団体行動では時間厳守やテント内でのマナー等も意識して行動してもらいたい。
下山後に全員が『楽しかったね!』って言える登山を目指したい!と思う。

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