平標山スキー

2013/3/24
坂口、三好、中村  記 中村


3月23日(土)19:00に八王子駅集合で一路月夜野の道の駅に。
ジャンボエスパースを3名でという贅沢な宿で簡単な宴会の後就寝。

翌24日(日)はくもり空。群馬県側はガス模様で天候の回復を祈って火打峠へ。
駐車場からは三国小学校の横を抜けて別荘地の林道を20分ほど歩くと除雪区間が終わって雪道になる。後から来たパーティーはここからシールを付けていたが、われわれはそのまま歩く。

ヤカイ沢への入り口でシールを付け樹林の中を登りだす。
先行パーティーのトレース、ところどころ赤布があり順調に進む。
天候はどんどん回復し青空と平標山がまぶしい。
途中大きなデブリのところで小休止を取った後、右手の尾根に取り付き、樹林の中をぐんぐんとハイクアップ。
途中まではシールを効かせて直登できたのだが、稜線に上がる手前の急斜面では斜登行、キックターンを繰り返し苦労する。
稜線に出て森林限界を超えると次第に風が強くなって、途中石楠花がうるさいところでスキーをはずし、つぼ足で登る。夏道で雪が消えているところは木道がでていて快適だ。
すぐに雪が付いて再びスキーを履く。
行く手前方には平標の山頂、右手には仙ノ倉、左手には苗場山がきれいだ。
スキーを付けてから30分ほどで山頂に着いた。

山頂に着いたころに風が最高に強まり、のんびりする暇もなく集合写真を撮って、すこし下ったところで滑降準備。右手には西ゼンの源頭斜面がいい感じだ。頂上直下の斜面は急で斜面というより壁のようだ。
私は斜滑降、キックターンでゆっくり降りていったが、キックターンするにも急すぎて怖いくらいだった。
途中亀裂が入っているところが何箇所かあり、慎重に降っていく。
傾斜がゆるくなってやっとターンができるようになるが、雪が重い上に、上部で足を使ってしまい思うように滑れない。先を行く2人を追いかけての苦闘が続いた。それでも山頂から1時間ちょっとでヤカイ沢入り口に着き、小休止。各々行動食でエネルギー補給し行動再開。
上で強かった風も下では止み、フキノトウが顔をのぞかせ春の息吹を感じさせる。
林道に出てスキーをはずし、心地よい疲労感で駐車場を目指した。

今回は20数年ぶりの山スキーだった。
装備一式すべて新調し臨んだが、シール登行、滑降技術ともに未熟で次回以降、来期への課題となった。
しかし、天候、パーティー員に恵まれ充実した山行となった。
みなさんありがとうございました。

コースタイム
7:45    火打峠駐車場
8:05    林道終点
12:00-12:20 平標山
13:45    林道終点
14:10    火打峠駐車場

戻る

Bookmark this on Yahoo Bookmark
Bookmark this on Google Bookmarks