2013/9/29
福田、横井、待井、末廣、阿部、三好 記 三好
天高く馬肥ゆる秋。
そんな秋が始まったばかりの9月29日に福田さん率いる総勢6名3パーティで子持山獅子岩マルチピッチへ行ってきました。
秋空の下、なかなかにしょっぱいクライミングを楽しんできましたので簡単にご報告します。
日時
9月29日(日) 晴れ
コースタイム
09:00 駐車場 9:45 取り付き
10:40 1組目 1ピッチ目登り出し
14:10 1組目 終了 獅子岩頂上
14:45 3組目 〃
アプローチ
子持神社7号橋手前の駐車場に車を停め、そこから歩いてすぐにある登山口から入る。
そこから涸れ沢伝いに登っていくと、よくブログで見かける分岐の道標が出てくる。
「この先危険」な方へ進むとすぐ右手に壁が見えてくる。
踏みあとを追って壁へ近づくと、既に2組が準備をしていた。
上を見上げると1パーティが3ピッチ目を登っている。
順番待ちの間にさらに5名がやってきて、取り付きは大にぎわいとなった。
おまけに2センチくらいの蜂がブンブンまとわりついて非常に怖い。
1、2ピッチを繋げるはずが、渋滞で1ピッチ目で切ることに。
組み合わせ
1組目 福田、末廣
2組目 待井、横井
3組目 阿部、三好
10:40福田末廣組スタート
続いて2組目待井横井組
11:05 阿部三好組スタート
1P目(阿部リード)
傾斜は緩く、ガバもあり。
2P目(三好リード)
10mくらい。
1ピッチ目より傾斜が立ってくる。
3P目(阿部)
ルートの上部右にフレークがあり、それを使って登っていく。
先行の横井さんのリードを見ていると、何やらフレーク内で足を突っ張っているような。
私が登っていくと、フレーク上のガバが私にはギリギリの高さ。
なかなか届かずロープハリハリにしてもらう。
つかんでしまえば体を上げられる。
この上のテラスで渋滞のため3パーティ集合。
4P目(三好)
斜面は立ってくるが、中間まではホールドスタンスあり。
中間部で細かくなり、そのあたりでZクリップするわ、足がツルッと滑って落ちるわで、完全に頭の中真っ白に。
先行の待井さんが核心部にかけてくれたお助けスリングを躊躇することなくつかんで抜ける。
ビレー点で放心状態に。
5、6P目(阿部)
阿部さん順調に登っていく。
途中までなめっとしたスラブ。
続いて私の番だが、最後の乗り越えが若干被っているのか難しい。
ロープハリハリで越える。
おまけの7ピッチ目を登って頂上へ。
頂上から関東平野を望む景色は最高だった。
今回の相方の阿部さんは、怖そうなふりをしながらちゃんと難所を自力で越えていくのでえらい。
そして、福田さんを筆頭にみんな本当に楽しそうに登っていたのが印象的だった。
必死なはずのこちらまで嬉しくなってしまう、そんな一日だった。
マルチはやっぱり楽しい。
所持したギア
クイックドロー二人で12本
スリング数本
ルートにはしっかりとステンレスボルトが打ち込まれている。
グレードは5.7～5.8だがもっと難しく感じる。
獅子岩頂上からは、一般登山道を通って下山できる。
