城山南壁 マルチトレーニング

2013/3/31
玉田、池田、川村、梅澤/阿部、末廣、横井、三好  記 横井


昨年12月に嵓に入会しまして、山岳用語もままならず諸先輩方を唖然とさせ、迷惑もかえりみず外岩に行くと聞けば押しかけ同然に参加しまして、やっとリードビレーにも半信半疑ながら認可が降り、いよいよ(これまた当然押しかけで)マルチデビューへと。

の前に、阿部さん末廣さんを無理に誘いマルチ講習をしてもらいました。その報告を。

6:00東京発、あいにく東京はクライミング中止とばかりの雨雨雨。しかしここは末廣クライミングスクール、先行スタッフ(川村さん)を派遣しているため現地確認が出来るのです。スタッフより城山は雨降ってません、との報告なので、それならば重い腰を上げて行ってやるか!と、城山南壁へ。
高速移動中も天気回復の兆しが無く先行スタッフの報告に半信半疑ながら到着すると、そこは抜けるような青空!の訳が無くどんより曇り空。でも岩の状態はクライミングに支障無しなのでスクールスタート。

講師:末廣、阿部
生徒:川村、横井
総監督:玉田
ガヤ担当:池田、三好、他(梅澤)

南壁下部でマルチのロープワーク、支点の作り方、懸垂の手順、等、講習確認。
(その間、総監督・ガヤ班はそれぞれフリークライミング)
マルチの流れを確認後、いつ天気が崩れるかわからないので午前に一本登りましょう!!!と。

[練習1]
末廣フォロー・川村リード(とんとん拍子斜上バンドで1P、もう少し登って2P)
阿部フォロー・横井リード(アナザステップ斜上バンドで1P、もう少し登って2P)
で2ピッチ登り懸垂で降りる。
手順確認後すぐのため手際は悪いが手順を忘れずに出来たと思う。
懸垂中に雨が少し降り始め今日は終わりかなと考えるが、降りてきて休憩中に雨がやみ、岩も濡れていないので2回目スタート。

[練習2]
ペアチェンジ
末廣フォロー・横井リード(とんとん拍子斜上バンドで1P、もう少し登って2P、で終わりのつもりが、もうチョロっと登って3P)
阿部フォロー・川村リード(アナザステップ斜上バンドで1P、もう少し登って2P)
末廣さんがフォローで上がってきて、せっかくなので2回懸垂しよう!とのことで、もう1P行くことに、よって結果的に3ピッチ。
2回懸垂なので、手順があやふやに(応用きかね~な、オレ)。しかし講師が確認するので何とか出来た。
時計が16時近くになってしまい本日は終わり!と思いきや講師(阿部・末廣)より最終確認のため初心者2人で相談しながらやってこい!!!との命令で、3回目。

[練習3]
川村リード・横井フォロー(アナザステップ斜上バンドで1P、もう少し登って2P)
ハッキリ言って手順あいまい。でもリードビレーとセルフビレーをちゃんとすれば大丈夫だと自分に言い聞かせ何とか初心者2人無事降りる。

【感想】
マルチの流れを教えてもらいマルチデビューへのスタートラインにつく準備は出来たが、まだまだあやふやでスタートラインにすらつけていない。こうすれば良いのだというシステム・理論は理解したが、そこにたどり着くまでの手順に不安あり。もっと回数をこなし、オートマ化していかないと本番で何時間も掛ってしまい、パートナー・他パーティーに迷惑をかけてしまうだろう。反省。
総監督が居たことで、マルチのシステム・手順(会としての統一見解)が解り助かりました。ありがとうございます。
帰りに携帯を見ると、雨の東京で13クライマーがジムトレ行くので暇なら、と誘いのメールがあったが、本日自分、城山南壁にいるので行けなくてすいません。気にかけてくれてありがとうございます。
何年後かに本番のお誘いが来てもいいように精進します。
帰りは湯~トピアかんなみ(http://yu-topiakannami.jp/)に入り、講師の夕飯(http://www.bariuma.biz/)の食いっぷりに(クライミング技術と共に)実力の違いをまざまざと見せつけられ、成す術もなく帰宅するのでありました。

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