サマーコレクション

2006/8/14
松野・土屋・相原  土屋 記


大台ケ原の駐車場に着くまではヒドイ蒸暑さで「この暑さで登るんだ…」とうんざりモードでしたが、標高が高いだけあって涼しい、緊張感が高まる。

マルチピッチのフリークライミング…響きは良いけど谷川での事故後、不安でいっぱいでした。

7・8ピッチを私がトップで登るということだったので、とにかく後半まで体力がもつようにA0しながら抜けた、というかつかめるものは何でもつかんだ。
特に2ピッチ目は濡れていて(1番難しかった)恐怖と緊張で何がなんだかわからない状態でした。
いよいよトップで登る7ピッチ目(ルート中の白眉)、ここまでくると岩質がガラリと変わりました。
少し右上してメインのトラバース、手がすごく良かったから落ちることはないと思うけど、高度感が抜群すぎてビビリまくり、クリップするのがしんどく半分ぐらいきてバンプ、ヒイヒイで抜けました。
8ピッチ目、ここも高感度抜群でしたが、快適なカンテでした。
9ピッチ目、まっすぐ登るのかなーと行って見るとピンは右フェースに打ってあった、面白い。
最後の最後でハング越えがあってしんどい、力が入らない、どうしょー、少し休み力をふりしぼって終了。
はぁ~終わったと思っていたら声は通らないし、支点を取るのがへたっぴだったのかロープが引けなくて大変でした。

結局殆どA0、わかっていたけどここまで登れないとはヒドスギル…疲れと反省で駐車場までの足取りも重かったけど、大台ケ原の夕焼けは素晴らしかった~
何年先になるかわかりませんが、また必ず再訪したいと思います。

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