大源太・北沢本谷

2001/9/9
メンバー:坂口・佐藤・矢野  坂口 記


9/8 東京-大源太山登山口

太平洋上に発達した台風があり、関東に上陸する恐れがあるとのこと。当初、丹沢原小屋沢を予定していたが、思いきって日本海側にフィールドを移す。新宿を20:00に出発し登山口には23:30に到着する。駐車場は10台近く置ける
スペースがあり、宴会は容易だ。

9/9登山口8:00-入渓9:00-三俣着10:00-頂上着13:30-登山口着15:30

昨日の宴会で矢野が焼酎を飲みすぎ、朝から気合を入れて口からオエツ!と噴水を上げる。入渓点までは平坦な登山道がついているが、矢野は川の一本橋さえ躊躇するほどフラフラの状態だ。よほど体調がきついのだろう。
装備を身につけるにしても緩慢となっている。再度口からおえっっ、おえっと噴水を上げているので、今回はやめさせようかと思ったが、本人はダメとはいっていないので無視することにした。
水量は少なく、滝はほぼ直登する。佐藤も久しぶりの割にはがんばっている。たまに小雨が降るあいにくの天侯だが、この程度ならば問題はあるまい。ロープを使用することもなく三俣へ。矢野は完全に復調したとは言えないまでも、持ってきたコンビニ弁当を箸を使わず、箱の底を押し上げながらガツガツ上手に食べているのでもう心配あるまい。
三俣はなかなかの絶景な場所で右手に見える七つ石小屋沢30mは雄大だ。我々の本谷は左手である。水量も少なく直登も考えたが、上部がどうみてもヌルヌルだし、佐藤も自身なさそうだし、右手のリッジからプッシュヘと高巻く。
結構長く高巻き、川床へは10mほど潅木をクライムダウンした。ここからは小滝の連続となり傾斜も強くなってくるのだが、如何せんブッシュが多く丹沢と思えるようなとこさえある。7mチムニー滝は直登するが、水量があったらば嫌なところだろ。巻き道は左岸に取れる。あとは水量のある小滝、ナメをひたすらのぼると源頭部へ導れ、薮漕ぎもなく登山道にぬけた。頂上のわずか下に抜けたが、頂上に行くことなくそそくさと下山した。

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