衝立岩雲稜第2ルート

1999/8/1
メンバー:坂口・飯田 坂口 記


朝、5時過ぎに出発。テールリッジまで一部雪渓を歩くが、すでに崩壊一歩手前であり、とても十分太陽に熟せられた帰りは遠慮したくなる。
7時前中央稜基部に到達。先行パーティーはどうやら「A字」のようだ。ガチャを付け7時半に行動開始。久々からかアンザイレンテラスまでちょっと迷う。

1P目:飯田リード なにも問題なくロープは伸び、ビレイ解除の声。いつものことだがテラス前は結構しいやらしい。
2P目:坂口リード 右上するライン。最初はフリーからだが、あまりピンを見とめられずトラバース気味に進む。
「ミヤマ」のボルトラインに合流したので、そのまま直上。凹角手前にてビレイ。ここから見ると確かに左斜め下には「雲2」のボルトラインが伸びている。
3P目:飯田リード いよいよ核心へ。まずフリーとA1で凹角を直上。右上して大ハングに取り付く。左にはミヤマのラインが良く見える。うわさのとおり3mmシュリンゲにアブミをかける。ピンは散在しているが、これが安心というものはない。ハングを越すと上部は垂直となる。私はここが1番いやだった。
4P目:坂口リード フリーとA1のミックス。ピンの量、信頼度も高く快適に攀じれる。帯状ハング下でビレイ。
5P目:飯田リード 迷うことなくエスケープヘ。右上のフエースを10m直上。その後ブッシュへ。
ブッシュの中から北稜の懸垂ルートに懸垂。時計は12時半だった。北稜の懸垂を終えて大休止をとる。出合にもどったのは2時50分だった。

今回は天気良く、バテるかとも思ったが風があったおかげで、快適であった。
今年はあと2本一の倉に入りたいと思っている。

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