1991/9/8
メンバー:松元・字賀田 字賀田 記
はじめて松元氏とザイルを二人だけで組んだ。
氏とはもう十年以上のつきあいであるが、今まで二人だけでザイルを組むという機会に恵まれなかった。もちろん、他の人を含む三人以上で組んだことは何回もあった。しかし、二人だけで組むとやはり親密さがグッと増すものである。
ということで南稜のはなし
とりつきに9時に到着、もうここで汗はびっしょり、息ははゼーゼー、少々バテギミ。
小休止(30分) のあとすぐに準備。ザイルが1本なのでシングルで行く。
1ピッチ目は、松元氏がまずリード。以後つるべで登攀する。
後半のピッチは高度感もあり快適、天気も良く、風がさわやかであった。
最終ピッチ(核心部)はもちろん私がAOで登った。下で確保しているオジペットがツベコベ云ったのでAO用のシlュリンゲをはずしてやった。
11時過ぎ登攀終了。
同ルートを懸垂下隆で南稜テラスに戻る。ガスがおりて来た壁を見上けながら下山を急ぐ。一倉沢出合4時着。