一ノ倉沢烏帽子奥壁南稜

1991/12/7~8
メンバー:桜井・小友  小友 記


12/7 曇り→ガス、風やや強→晴れ
タイム:6:30一の倉沢出合い→8:00、中央稜基部→9:30~13:00南稜登攀→14:00、懸垂岩のコル→16:50、国境稜線→18:20、肩ノ小屋

前夜、鈴木直樹の車にて谷川岳ロープウェイの駅まで入り、一の倉沢出合いまで歩く。道路上に雪は無い。出合いの道路上にテントを張る。
朝、登山靴をはき出発。ヒョングリの滝、テールリッジの通過は夏と同様。中央稜基部にてアイゼンを付ける。この付近と南稜までのトラバース箇所に少しだけ雪が残っている。
1ピッチ目小友、2ピッチ目、桜井の順で以後ツルベで登る。計8ピッチでルートは無雪積期通りであった。登攀終了後。熊笹帯を少し登り上部右側の露岩帯を2ピッチ登って懸垂岩のコル付近に出る。(通常は露岩帯でなく左側の草付きを登るのが正解、小友のミス。)
この先、5ルンゼの頭は1ピッチと少々あった。(ビレー用の支点の所からなら1ピッチか。確実で早い。)この辺りよりうっすらと雪がある。国境稜線までの熊笹帯は踏跡が白い道になって夏よりも解かり易くて歩き易くもあった。暗くなる前に国境稜線に着く。ガスも風も強い。へっ電を付けて肩の小屋まで歩き、冬期小屋に泊まる。

12月8日 曇り-小雨一時小雪
タイム:7:50 肩ノ小屋→9:50 指導センター

夜中は町の灯も星も見えていたが、朝はガスの中。夏道にうっすらと雪のある所を下る。樹林帯に入る手前でアイゼン、オーバーズボンを取る。この先はほとんど雪が無く、落ち葉の上を下山。ゲート手前に駐車していてくれた鈴木に会い帰京した。往復の車の運転の鈴木直樹さんに感謝。

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